アキレス腱断裂記 2日目 とにかく調べる
一晩寝てとにかくアキレス腱断裂についてネットで調べた。
アキレス腱の治療には2つの選択があり
固定して自然治癒を待つ保存療法と
手術してアキレス腱を縫って繋ぐ手術療法
とのことであった。
アキレス腱を切った人はみんなこの選択で悩んでいた。
もちろん私も悩んだ。
ネットから拾った知識だが、それぞれのメリットデメリットは、
○保存療法のメリット
・メスを入れないので負担が少ない
・入院が不要
○保存療法のデメリット
・手術療法に比べて、ギプス(シーネ)固定の期間が長い
・手術療法に比べて、受傷前の運動強度がとり戻しづらい
・癒合(アキレス腱の切れた端部同士がくっつくこと)を自然に任せるので不確実性が残る
・手術療法に比べて、再断裂のリスクが少し高い
○手術療法のメリット
・保存療法に比べて、受傷前の運動強度を取り戻せる可能性が高い
・保存療法に比べて、早期にリハビリに移行できる
・保存療法に比べて、再断裂のリスクが低い
○手術療法のデメリット
・入院する必要があるので、仕事を休む必要がある
・費用が高額になる
・手術による合併症のリスクがある
といったところだろうか。
また、最新の報告では、保存療法を適切に行えば、
手術療法と運動強度、再断裂に差はないらしい。
世界的には、保存療法が主流に変わってきているが、
日本ではまだ、手術療法が主流という情報も出てくる。
治療法の選択は、自分の置かれている状況と
スポーツ復帰までの期間、どの程度の運動強度を望むかでも変わってくる。
翌日の月曜には、病院に行き、治療方針を決断しなければならないだろう。